
ホーム > サイトマップ > 過去のコラム > チーフディレクター、小川のコラム > コラム:検索エンジン最適化(SEO) - Googleダンスとは
チーフディレクター、小川のコラムです。
今一番シェアが高い検索エンジンはGoogleです。Googleの検索結果は、※Googleクローラー(Googlebot) がページを訪れる事によって更新されます。その間隔はほぼ1ヶ月で、だいたい月末から月初に5日ぐらいかけて更新されます。しかし今年の2月は更新せず、 3月は7日に、4月は11日、5月はまだ更新せずとここ数ヶ月様子がおかしいです。それどころか検索結果が3ヶ月前の物に戻ったり、検索結果から消えたりという事が起こっています。予想ですが、Googleの方で新しく導入した検索アルゴリズム等に問題があって、数ヶ月前のデータに戻さざるをえなくなってこの様な現象が起こったのではないでしょうか。(ブロガー関係の不具合ではないかとの噂もあるようです。)一般利用者はこの現象に気づく事はまずないと思いますが、SEOサービスをビジネスにしている業者は「ウキーッ!、はよ更新せいや!!」といった状態でしょう。私も現在「ウッ、ウッキーッ!!」といった状態(?)です。
先ほども書きましたが、Googleの検索結果は、ほぼ1ヶ月間隔で、だいたい月末から月初に5日ぐらいかけて更新されます。その更新時期に検索をすると「昨日“ホームページ制作”で検索したとき、ウチの会社のホームページが5番目に表示されたのに、今日は50番に表示された。昨日と今日の検索結果が全然違う!」といった現象が起こる場合があります。このような検索結果の揺らぎの事を「Googleダンス(グーグルダンス)」と呼びます。
なぜこの様な「Googleダンス」と呼ばれる現象は起こるのでしょうか?
Google には毎日数億のアクセスがあり、毎日数億の検索要求を受けます。この要求に応えるためGoogleでは10,000以上サーバーを用意し、複数のデータセンターで分散管理・処理をしています。そしてこれらのデータセンターはそれぞれ別のIPアドレスをもっています。Googleを利用する場合、通常「www.google.co.jp」や「www.google.com」というアドレスでアクセスしますが、内部で下記のいずれかのIPアドレスのデータセンターへ振り分けられているのです。こうする事によって検索要求の処理を分散させてサーバーの負荷を軽減し、検索結果を返すのを早くしているのです。 Googleの更新処理がすべて完了している場合は、どのIPアドレスのデータセンターでもほぼ同じ検索結果を返してくれます。
GoogleのIPアドレス一覧です。(03/05/19現在)
Google は検索結果を更新するとき、これらのサーバを5日ほどかけて順番に更新していきます。10,000以上サーバーがある為、短時間では更新が出来ないのです。ですので月末から月初の更新時期ではデータセンターによって検索結果が異なってしまいます。これが「Googleダンス」が起こる原因です。先ほどの出てきた例で説明すると、月末から月初の更新時期に「昨日検索した時」は「216.239.33.101」のデータセンターに振り分けられ、「今日検索した時」は「216.239.55.100」に振り分けがなされて検索処理をした、という現象が起こるため違う結果が返ってきていたのです。
この「Googleダンス」はサーバ側の問題ですので、利用者側で対策をする事は不可能です。Google側でサーバの性能を上げてサーバの数を減らせばあまり起こらなくなる現象だと思いますが、利用者も検索対象のサイトもまだまだ増えていくと思いますのでイタチごっこでしょうね。我慢しましょう。
・・・でも検索結果の更新がおくれているのは我慢できません。
「ウッ、ウッキーッ!!」
クローラーとは、「ロボット型」検索エンジンがインターネット上のウェブページを巡回して、ウェブページデータを収集するときに使うプログラム(ロボット)の事。