
高校生採用では、「企業が伝えたいこと」と「高校生が知りたいこと」の間にギャップがあります。
株式会社ユニカ様は、豊田自動織機グループの一員として、物流現場を支える水平搬送電動車の製造をはじめ、自動化ソリューションの提供を通じて構内物流の効率化を支えています。
2024年の本社工場移転を機に、高校新卒採用の強化を進める中で、企業が伝えたい情報と、高校生・保護者・学校が知りたい情報との間にあるギャップを埋めることが、本プロジェクトの出発点となりました。
私たちは、会社を紹介するパンフレットではなく、進路選択を支えるコミュニケーションツールとして設計しました。
- クライアント名
- 株式会社ユニカ 様
- 所在地
- 愛知県岩倉市
- 形状
- A4サイズ・巻き三つ折り(6ページ)
ページ構成


制作のポイント
- 「伝えたい情報」を「選ばれる理由」へ
- 事業内容や技術力を一方的に伝えるのではなく、高校生が知りたい「夜勤はあるのか」「休日は取れるのか」「地元で長く働けるのか」という視点で情報を再編集。「夜勤なし」「土日休み」「転勤なし」「長期休暇」の4つの安心を軸に、企業の魅力を進路選択の判断材料として整理しました。
- 受け手ごとに最適化した情報設計
- 高校生採用では、パンフレットを読むのは高校生だけではありません。保護者に加え、就職先を紹介する進路担当の教職員も重要な情報の受け手となります。
そこで、事業紹介や働き方、福利厚生、数字で見る会社、社員の声、製造工程などを、教職員が企業の特徴を短時間で理解し、生徒へ安心して紹介できる情報構成としました。
一方で、高校生にとっては「自分がここで働く姿」をイメージできるよう、生活リズムや働く環境が自然に伝わる誌面を設計しています。一つのパンフレットでありながら、それぞれの立場で必要な情報にたどり着けるよう構成し、企業・学校・生徒をつなぐコミュニケーションツールとして設計しました。 - 製造業への心理的ハードルを下げる
- 物流を支える社会的意義、新工場の快適な環境、働く人のリアルな声を通じて、製造業に対する「大変そう」「難しそう」という先入観を和らげ、「ここで働く自分」を具体的に想像できるストーリーを構築しました。
- 企業と未来の社員をつなぐ情報コミュニケーション
- 私たちは、企業の魅力を「伝える」ことではなく、「理解し、納得し、行動したくなる情報」へ再編集することを大切にしています。
本プロジェクトでは、高校生・保護者・学校、それぞれの視点をつなぐ情報コミュニケーションを設計しました。
情報を届けることが目的ではありません。
人と企業がつながるきっかけをつくること。
それが、私たちアイビーネットが考える情報コミュニケーションデザインです。
制作範囲
採用コミュニケーション設計/情報設計/コンセプト設計/高校新卒採用パンフレット企画/コピーライティング/デザイン/図解・インフォグラフィック制作/印刷データ制作/製版・印刷