すぐできる!Tableauでグラフ作成!(サンプルデータ有り)

Writer:Ito (22.06.23)

大学IR活動等で縮めた膨大なデータを、BIツールを使って可視化してみましょう!
ここではいくらかあるツールの中でも、『Tableau』の使い方を紹介していきます。

Tableauをメインに大学間でセミナーが行われることもあるくらいですから、ツールを直接使用しない方も世間話の小ネタに良いかも...?
もちろん、Tableauを実際に扱う担当者さんは一緒に頑張っていきましょう!

「『大学IR』なんて言葉、初耳だ!」という方はこちらの記事もどうぞ。とても端的にまとめているので、隙間時間の読み物にもなりますよ。

ひとまずツールに触れる

まずは理屈を度外視して触ってみましょう。今回はサンプルデータから棒グラフの作成を行います。お手元では『Tableau Desktop』の起動と、以下のサンプルデータ(xlsxファイル)のダウンロードをお願いします。

Tableau Desktopを起動したらこんな画面になるかと思います。それでは始めていきましょう。

データを読み込む

最初に、使用するデータをTableauに読み込ませます。先と同画面の左側、『Microsoft Excel』を選択してください。続けて、ダウンロードしたファイルを選んで開きます。

次のような画面に切り替わりますね。

続けて画面左側から、『Sheet1』と表示されている項目をドラックアンドドロップで中央あたりに持ってきてください。

こんな画面が開けば成功です。画面左下の『シート1』をクリックして、グラフを作成していきましょう。

棒グラフを作る

それでは、『学科別の学生数を棒グラフで表す』という体で操作をしていきます。

画面が切り替わったら、こちらでも画面の左側を確認してみてください。学科、学部、質問1…と、項目が並んでいますね。どれも情報がしっかり詰まったデータ群ですが、今回の説明で利用するのは、画像にて赤枠で囲っている2点(『学科』『Sheet1(カウント)』)のみになります。

この2点を画面上部の『列』『行』の箇所にドラッグアンドドロップで移動させます。

ここでは
『学科』→『列』
『Sheet1(カウント)』→『行』
へ移動させてみましょう。

棒グラフができましたね!
各棒グラフにマウスカーソルをかざせば、画像のように具体的な数字(ここでは『Sheet1カウント:35』のことを指す)、生徒数を確認することもできます。

今回はTableauを利用して棒グラフを作成しました。Tableauを使いこなすことで、ここからさらに見やすいグラフへ改良することもできます。もう少しだけ詳しいTableauのお話も併せて次回以降、順次ご紹介していく予定です。引き続き、ぜひご覧いただければと思います。

おつかれさまでした!

当社では、大学のデータ生徒情報やアンケート情報を使用して、可視化・分析をしています。

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