誰でもできる!自社の強みの見つけ方!!

Writer:Asai (20.09.29)

自社の強みを伝える機会は、。営業や採用のシーン、またはホームページやパンフレットなど多数あります。しかし、急に「強み」と言われても中々すぐに出てくるものでは無いと思います。ここでは、私が強みを見つける際に行っている方法や考え方を書いていきたいと思います。

全体を俯瞰して見てみる

まずは、マインドマップを活用して社内の様々な情報を洗い出していきます。事業内容や沿革、組織、社員など様々な要因を洗い出していき、自社の現状を洗い出してみてください。洗い出していくことで、今まで見えなかった「自社の姿」が見えてくると思います。

弊社の場合だと、下記の様な特徴が見えてきます。

  • ホームページやパンフレット以外にも、インクジェット出力やパネル制作ができる
  • 設立50年以上の伊藤美藝社の関連会社
  • 伊藤美藝社と連携することで、画像加工や印刷のクオリティを上げることができる
  • キャリア、経験が長い社員がいるため、クオリティの安定を求めることができる
  • CSR・SDGsに積極的に取り組んでいる

このような特徴がマインドマップを通じて、見えてきます。

顧客(第三者目線)の視点も重要に

自社の強みを知る際に、顧客の視点は重要です。なぜなら、顧客は自社に魅力・メリットを感じてお付き合い・取引をしてくれているからです。顧客の意見は自社の強みに直結する部分もあるため、できるだけ多く聞くことが出来ると良いでしょう。
なぜ、当社を選んでくれたのか。当社と取引を続ける理由は何なのか。こういった情報の積み重ねが自社の強みに繋がっていきます。

競合他社と比較してみる

競合他社との比較も大事な要素です。例えば、自社では安く提供出来る商品が他社ではもっと安く提供できていたとします。そうすると、「安く提供できる」という強みは強みでは無くなってしまいます。そのため、競合他社のサービス内容などを調査するということはとても大切な要素だと言えます。
一方で、内容が具体的に見えないサービスも多々あります。弊社でいうと「デザイン」の部分が該当します。比較対象が見えづらいものについては、実績や人にフォーカスしてみるものアリだと思います。

  • キャリアが長いスタッフが多数在籍している
  • ○○の賞を受賞している
  • 資格を持ったスタッフがいる

こういった付加価値が比較しにくいサービスの差別化に繋がっていきます。

ネガティブをポジティブに変える

ネガティブな印象を与える要因もポジティブに変えることも重要です。
弊社ではよく「他社さんと比べると見積金額が高いね」と言われます。この時、弊社では「クオリティにこだわって、より良いモノを制作するためです。」と回答させていただいています。1つひとつの工程を丁寧に行い、お客様の満足度を向上させることは弊社の特徴でもるためです。
そうすると、「価格が高い」というネガティブな要素が「クオリティにこだわる」というポジティブな要素に変わります。ネガティブに感じられる要素も、その理由を明確にしていくことで、ポジティブな要素に生まれ変わることは多々あります。

強みを知って、他社との差別化、自社ブランディングに繋げる

この仕事をしていると、「うちには強みって言えるものはないなぁ」という言葉をよく聞きます。しかし、強みは必ずどの会社にもあると思っています。設立年数が長い会社はそれだけ、顧客との関係が構築されているはずです。また、商品も価格も差別化できないと言われる会社は、社員一人ひとりの人柄が強みになっているケースも多々あります。
自社の強みを知ることは、他社との差別化、自社ブランディングに繋がります。今は、インターネットで情報を収集する時代です。これらの情報を積極的に発信し、多くの人に知ってもらうことがこれからの企業には必要だと考えています。

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