Writer:Asai (20.10.23)
今回は、Webデザイナーが利用するPCはMacかWindowsどちらが良いのかについて書いてみました。現在はMacで制作を行い、前職ではWindowsを利用していたので、それぞれを実際に利用した経験から書いてみたいと思います。
作業しやすいのは断然Mac!!
結論からいうと、作業をするのなら断然Macだと思っています。それには、下記の理由があります。
- 処理速度が早い
- 解像度が高いため、画面が広く使える
- 発色がキレイ
- フォントが多彩かつキレイに表示される(アンチエイリアス有の状態で表示される)
主な理由はこの通りです。実際に両方使った経験から、一度Macを利用すると、Windowsには正直戻りがたいです。また、グラフィックデザインを行うのであれば、これらを理由にMac一択になるのではないでしょうか。また、macではiPhoneアプリの開発やターミナルから色々な機能をインストールできるということもメリットの1つではあると感じます。
Webデザイナーはユーザー環境を考える必要がある。
しかし、Webデザイナーの場合は、Mac一択とは言えない事情があります。それは、Windowsのシェアです。今でもWindowsのシェアは高く、多くのユーザーがWindowsを利用しています。つまりMacのみでデザインし、Windowsでの表示を疎かにすると、多くのユーザーの閲覧環境を確認していないということにもなりかねないのです。
そこが、Webデザイナーの場合、Mac・Windowsどちらが良いとは言えない背景です。
MacでWebデザインを行った場合、Windowsでどのような表示をされるかは常に意識しなければいけません。(特にフォント周りや発色の面)これは、WindowsでWebデザインを行った場合も言えることです。Windowsでは、大丈夫だと感じた色もMacでみたら発色が強すぎるというケースもあり得るからです。
コストと環境を考えてPCを選ぼう
このように、Webデザインを行う場合は、どちらを選ぶべきとは言えない状況です。
コスト面やシェアで言えば、Windows。快適さやキレイさを求めるのならば、Macと言えるのではないでしょうか。どちらに重きを置いてPCを選ぶのかは、その方の環境によります。ただ、どちらでも気にしなければいけないのは、ユーザーが閲覧する環境は様々だということです。その辺りも気にしながら、PCを選択し、デザインを行う必要があります。
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