プロとしての仕事って何??ホームページ制作会社のディレクターが考えてみた

Writer:Asai (20.11.04)

本日は、「プロとしての仕事って何??」という点について考えてみました。以前書いた記事、仕事として「デザイン」を行うということでも反響をいただいたことが、書こうと思った背景ですが、これから就職活動に入っていく方、そして、プロに仕事を依頼しようとしている方の参考になれば幸いです。

そもそもプロとは何??

プロという言葉を調べてみると様々意味が解説されています。

  1. (元々の意味)「professionに関連する」あるいは「professionに属する」という意味である。 なおprofessionとは、賃金を支払われるなりわい(=職業)のことであるが、その中でもとくにトレーニングを要し何らかの資格を要するようななりわいを指す。つまりprofessionとは、一般に「専門的な仕事」と表現されるもののことである。)
  2. 「職業的な人にふさわしい」という意味で、能力が高く、技に優れ、(その仕事に)確かさがある、ということ。
  3. (アマチュアとは異なって)「主たる収入を得るために特定の分野に従事している(人)」

スポーツ選手等であれば、プロチームと契約すること、特定の業種(医者など)の場合は国家試験に合格するなどの基準が存在していますが、多くの社会人には、「これがあればプロ」と呼ばれるものは、存在していないのが現状です。
しかし、プロの仕事とアマチュアの仕事というのは実際に概念として存在しています。では、プロとアマチュアの違いとはどういったところでしょうか。

プロとは「責任感」を持てるかどうか

まず、第一に必要なのは「責任感」だと考えています。私たちは、クライアントから費用をいただいて業務を行っています。その費用の中には、作業の対価だけではなく、クライアントからの期待や信頼も含まれています。そのことに対して、責任感を持って仕事ができるかどうか。この考えを持てるかどうかが最低限必要なことだと思います。

プロとは「高い安定感」を維持できるかどうか

仕事は、目の前にあるモノだけではありません。今後も引き続き、仕事を受注していかなければ会社は存続できないし、私たちも生活ができなくなります。そのためには、依頼された案件を常に「高い安定感」を持ってこなせるかどうかが非常に大切です。先回は良かったのに今回はダメだったが繰り返していては、クライアントも安心して依頼してくれません。

プロとは「クライアントの期待」を超えられるかどうか

この部分は、個人的にはとても大事だと思っています。Webサイトに限らずですが、現在では、様々なものが個人で制作できたり、依頼を受け付けている企業やフリーランスは数限りなくあります。その中で、自分たちを選んでくれたクライアントの期待を超えられるかどうかというのは、本当に大切です。つまりは、顧客満足度を高くすることがプロとして大切なことだと思います。

クライアントの期待に応えることが「プロ」と呼ばれるのでは?

大きく3つを挙げましたが、これが全てでは無いと思います。中には、向上心を持つこと、自己意識を高くもつことを挙げる人がいるかと思います。今回挙げた3つは全て「クライアント」に主軸を置いています。

「私たちは、ホームページやパンフレットを制作する会社として、ご依頼いただいたクライアントの期待に応える責任がある。」

この考えから上記の3つを挙げさせていただきました。非常に有り難いことに、多くのクライアントの皆様からは継続してのご相談をいただくことが多いです。そこは、1人のチカラだけではなく、社員全員がこういった意識を持っていることも要因にあげられると思います。

当社の場合、この「プロ意識」を持っているスタッフが自然と多くなったというのが特徴なのかもしれません。もともと、クリエイティブな職種ではあるため、「良いモノを作りたい」という意識が強いのかもしれません。

さて、皆さんにとってプロとしての仕事とはどういったことでしょうか?今一度振り返ってみると新しい発見があるかもしれません。

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