失敗しないパンフレット制作の依頼の仕方

Writer:Asai (20.09.11)

パンフレットや会社案内を制作会社に依頼する場合、依頼側にとっては大きな投資になります。そのため、失敗しないように慎重に依頼先の選定や制作過程を進めていく必要があります。
ここでは、依頼先を失敗しないようにするために、依頼前に何を準備しておけば良いかをご案内します。

依頼前に準備しておくと良いポイント

「今の会社案内が古くなったからリニューアルしたい」
こういったお問い合わせは多いのですが、実は制作会社からすると、少し困ってしまう内容です。デザインをリニューアルしたいのか、現在出てきている課題や不満を解消したいのかなど、どういった目的があるのかがわかならいと制作会社側も提案しずらい状態に陥ります。また、制作会社側も独自の見解で提案を用意するので、コンセプトもバラバラになってしまいます。そのため、下記のポイントを明確にしておくことで、制作会社からの提案がより良くなり、選定がしやすくなります。

  • 会社案内・パンフレットを利用するシーンはどこか
  • リニューアル後に期待する効果は何か
  • 現状の会社案内・パンフレットに対して改善したい点、不満点はどこか
  • プレゼン時にデザイン案が必要かどうか
    プレゼン時にデザイン案を求める場合、プレゼン用のデザイン費が発生する場合がありますので、その点も明確にしておく必要があります。
  • 必要な部数や予算はいくらか
  • 希望納期はいつか
  • 選定で重視するポイントはどこか

形状やページ数は決めなくて良いのか?

形状やページ数に強いこだわりが無ければ、決めなくても良い項目です。それよりもパンフレットや印刷物の場合、予算が大事になります。
パンフレットや印刷物の場合、形状やページ数、紙の種類、表紙加工などで費用が大きく変わります。最初から「予算○○万円を目処に提案してほしい」という 制限を設けていただけると、その費用内でページ数などの検討を行うことが出来ます。
逆に、「予算は決まっていないので、提案と見積を貰ってから考える」と言われてしまうと、各社バラバラの提案と見積になる可能性が高くなります。
たとえ予算が決まっていなくても、ある程度の制限を設けて話しをすることをお勧めします。

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