失敗しないホームページ制作会社の選び方

Writer:Asai (18.05.21)

「失敗しないホームページ制作会社選び」として、これから相談をしようとされているみなさまへアドバイスをさせていただきます。

ホームページはどこが作っているか?

始めにホームページはどこが作っているのか、代表的なところをご案内します。

ホームページ制作を専門とした制作会社

最も多いのがこの形態だと思います。規模も数人の会社から100人、200人以上の会社まで様々です。ホームページの制作を専門としているので、実績や知識、技術レベルなども高い会社が多々あります。

印刷、広告代理店

もともとは、紙媒体やメディア事業だった企業が、数年前からホームページも提案されています。ホームページという枠に収まらず、クロスメディアでのご提案もされている企業も沢山あります。

個人

フリーランスやSOHOなど個人で制作を請け負っています。

似てるようで、実は違う制作会社

いざ制作会社を探そうとした場合、多くはホームページを検索されると思います。そこで色々見てもはっきりとした違いはわかりにくいかと思います。しかし、よく見ていくと実は違いがはっきりとしてきます。ここでは、その違いを示すポイントをお伝えします。

価格

一番違いがわかるのは価格帯です。「なぜこんなに違うのか?」と思われるかもしれませんが、ホームページには製品のように「材料の仕入れ」や「物流コスト」といったものが存在しません(写真の購入などを除く)。極論、パソコンが1台あれば、作れてしまうのが、ホームページなのです。そのため、価格に違いがある=提供するサービスに違いがあるということと言えます。

企業情報

企業情報はお問い合わせをされるにあたり、大切なポイントになると思います。所在地はどこなのか、創業して何年なのか、従業員数は何人なのかなど、企業情報には様々な情報が載っているので、しっかりと確認されることをお勧めします。

実績

おそらく一番気にされるであろう実績も違いが出ているコンテンツです。有名企業のホームページが掲載されている会社もあれば、特定の業界に特化している会社などその企業の「軌跡」が感じ取れると思います。

お問い合わせをする制作会社を選ぶポイント

それでは、実際にお問い合わせをされる際に気にすべきポイントをお伝えしていきます。

求めるポイントの優先順位を明確にする

何を重視して選定するかは事前に明確にしていく必要があります。「予算を重視」「対応・姿勢を重視」「サービス内容を重視」「企画を重視」など何をポイントにすべきかで、相談される会社と制作会社からのプレゼン内容が変わります。

ホームページから好印象を受けた制作会社

ホームページの印象は実は大切な選定要因です。色々と制作会社のホームページを見ていくと、色々なデザインに出会うと思います。その中で好印象を抱いた会社は「みなさまへの訴求力がある」ということにも繋がっています。そのため、訴求力というハードルを越えた会社であるとも言えます。

距離・打ち合わせの重要度

みなさまが打ち合わせを重要視されるのであれば、距離は大切な問題です。遠方同士となると打ち合わせはスカイプや電話・メールのみだったり、出張費が発生したりします。また、近場でも打ち合わせが積極的で無いケースもあるため、その点は最初のお問い合わせの段階で明確にしておく必要があります。

公開後の対応

公開後のホームページ運用のフォローは実は大きな違いが現れる部分です。「公開後も定期的なミーティングがあるのか」「公開後の修正対応はどうなるのか」「ホームページ以外の提案もあるのか」。公開後にどういったフォローを求めるのかどうかも制作会社を選ぶポイントになります。

効果的なお問い合わせの仕方

制作会社のホームページには、電話やメールフォームなどお問い合わせの受付が存在しているはずです。そのため、先ほど明らかにしたポイントを明確に伝えることで、より具体的な回答がいただけるはずです。

  1. 何を作りたいのか?(会社のホームページ、製品のホームページなど)
  2. いつまでに、いくらで作りたいのか。(予算が決まっていない場合は大枠の金額を伝えて頂けると良いかと思います。)
  3. 何を重視して選びたいのか
  4. 契約形態はどうなるのか

この点をお伝えいただくと、みなさまにピッタリの制作会社に出会う確率はグッと上がると思います。

なぜデザインを重視しないのか

ここまでデザインをポイントに挙げてきませんでしたが、それには理由があります。それは、デザインを重視しすぎると失敗する確率が高くなってしまうためです。どのようなことでも同じですが、「かっこいいけど使いにくい。。。」では、せっかく興味をもってくれたお客様が離れてしまうかもしれません。デザインとは、1つ1つに違いがあり、その形になるためには様々な過程をクリアしてきています。そのため、デザインにばかり目が行きすぎると、大切なポイントを見失ってしまう可能性が高くなってしまいます。しかし、注目するポイントとしては間違っていません。あくまで、1つのポイントとして見ていただくように注意してください。

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