成果の出るホームページの作り方

Writer:Asai (18.06.06)

昨今、よく耳にする「成果の出るホームページ」。
ほぼ100%の方が、ホームページを持ったからには、何かしらの成果を期待されていると思います。どうしたら成果が出るのか。どういったホームページが成果が出るのか。それらを簡単に説明していきたいと思います。

成果とは一種一様。ホームページに求める役割ははっきりと!

ホームページの役割とは、そのサイトオーナーによって様々です。
お問い合わせを増やしたい、たくさんの人に情報を提供したい、知名度やイメージを上げていきたい。この部分が明確になっていないホームページは成果は出にくいのではなく、「何が成果なのか?」がはっきりしていない可能性があります。成果は制作会社が決めるものではなく、お客様が決めるものです。この点については、最初にしっかりと検討しておく必要があります。

成果を得るために伝えるべき相手・見て欲しい相手は誰か?

次に成果を得るために、誰に見てもらう必要があるかを考えていきます。この「誰」というのは、公開後の運用にも大切な要素となります。いわゆる「BtoBなのか、BtoCなのか」「学生なのか社会人なのか」「全国なのか地域なのか」など出来るだけ「誰」の輪郭をはっきりとさせていきましょう。

相手に喜ばれる情報とは何か?

伝えるべき相手や見て欲しい相手が見えてきたら、次は「相手に喜ばれる情報」を考えていきます。相手に喜ばれる情報とは相手が知りたい情報、役に立つ情報を指します。相手の立場を想像し、知りたい情報・役に立つ情報を提供することで、相手に喜ばれ、成果に繋がっていくホームページに成長していきます。

ホームページの主役はユーザー。ユーザーにとって役立つサイトが成果に繋がる。

ホームページを制作していると、「これも伝えたい」「あれも伝えたい」という気持ちが先行してしまい、ユーザーの立場を忘れがちになります。もし、ユーザーの立場を忘れたまま制作してしまうと、必ずしもユーザーにとって役立つサイトになるとは言えません。どこまで行ってもホームページの主役は訪問してくれるユーザーです。そのユーザーにとって役立つサイトが最終的に成果に繋がっていくのです。

成果に繋げるためには、第三者をフル活用する!

では、どのようにすればユーザーの立場を忘れずに成果に繋がるサイトを制作できるのでしょうか。ここで、登場するのが制作会社等の第三者の存在です。制作会社等の第三者は依頼側とユーザーの双方の立場を俯瞰的に見ることができます。そのため、制作会社には制作だけをお願いするのではなく、「この情報を載せたいけど、ユーザーにメリットはあると思うか?」など意見を積極的に求めることが大切です。ただ制作するだけではなく、第三者としての意見をしっかりと持っている方はそれだけでも大切な存在です。逆にイエスマンになってしまう方は黄色信号であると言えます。

成果の出るホームページを制作するためには、多数の要素が必要となります。しかし、スタートラインからしっかりと詰めていけば、最終的に成果を出すことも可能であると考えています。ヴィジュアルなど一つのことに囚われるのではなく、ホームページのその先にまで目を配り、成果の出るホームページを目指しましょう。

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