Webディレクターって何やるの? 〜当社の場合〜

Writer:Asai (21.04.22)

こんにちは。本日はWebディレクターについてお話をしたいと思います。Webの職種において、Webデザイナーやコーダーという職種であれば何となくイメージがつくのかと思います。一方で、Webディレクターって何をやるのかがイメージが付きにくいのではないでしょうか?そんな謎に包まれたWebディレクターについて解説させていただきます。あくまで当社の場合ですので、ご容赦を。

大きな役割は「クライアント」と「デザイナー・コーダー」を結びつけること

当社のWebディレクターの大きな役割のひとつに「クライアントとスタッフの橋渡し」があります。
Webディレクターはクライアントと直接お話をして、要望のヒアリングや提案を行っていきます。そこでまとめた内容をデザイナーやコーダーに展開していきます。ここで求められることは、「聞くチカラと伝えるチカラ」です。お客様の要望を聞く、本質的な課題を聞き出すチカラやデザイナーやコーダーにクライアントの意向を大切に伝える必要があるわけです。ここで齟齬が生まれてしまうとクライアントの求めるモノというものが出来なくなってしまいます。

クライアントの課題に対して、最適な企画提案を行う

Webディレクターは直接クライアントと面談する立場にあるので、様々な課題を聞くことができます。その課題に対して適切な提案をすることがWebディレクターに求められます。そのためには、クライアントに対して「興味」を持つことが必要です。一体何が課題なのか、今後どんな課題が出てくるのか。これらを敏感に察知し、先回りの提案を行うことが求められます。

適切な予算管理とスケジュール管理

ディレクターの大切な役割のひとつに予算管理とスケジュール管理も挙げられます。どんなに素晴らしいWebサイトを制作しても予算をオーバーしてしまっては、元も子もありません。同じように納期を超えてしまうとクライアントに迷惑をかけることになります。予算をオーバーしても、スケジュールを無視しても良いのならいわゆる「良いサイト」というものは出来ると思います。しかし、仕事として受けるWebサイトはそういう訳ではありません。この予算管理とスケジュール管理もディレクターの大切な役割です。

ワイヤーフレームや原稿作成、素材収集。幅広いディレクター業務

受注後のディレクターの役割は予算管理とスケジュール管理だけではありません。ワイヤーフレームの作成や原稿作成、写真等の素材収集。幅広い業務がWebディレクターには待っています。特にワイヤーフレームの制作は大事な役割です。ワイヤーフレームはデザイン前の設計図のようなモノですが、このワイヤーフレーム上で導線や構成がしっかりしていれば、より良いWebサイトが出来上がります。その土台を作るのが当社のWebディレクターです。

納品後のフォローもディレクターの役割

Webサイト納品後もディレクターには継続的なフォローが求められます。納品後の運用に困っていることはないか、成果が上がってきているか、Webサイト以外の困りごとはないか。この継続的なフォローを行っていくことで、Webサイトは成果を出しやすくなり、クライアントとの信頼関係も築かれていきます。

いかがでしたでしょうか?一口にWebディレクターと言っても領域が非常に広いことが理解いただけたのではないでしょうか?企業によっては、企画提案は、「Webプロデューサー」という立場の方が行われる場合もあります。企業によって求められることはそれぞれ違いますので、あくまで当社の場合と理解いただければ幸いです。

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