SDGsがなぜ注目を集めているのか?

Writter:Asai (20.09.10)

SDGs(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)とは、持続可能な世界を実現するための、2030年までに達成する国際的な開発目標のことを指します。17の目標と、ゴールを達成するための169のターゲットから構成されているSDGsが最近注目が増してきています。

17の目標とは?

SDGsに掲げられている17の目標とは下記のとおりです。

  1. 貧困をなくそう
    あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
  2. 飢餓をゼロに
    飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
  3. すべての人に健康と福祉を
    あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する。
  4. 質の高い教育をみんなに
    すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
  5. ジェンダー平等を実現しよう
    ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
  6. 安全な水とトイレを世界中に
    すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
    すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する
  8. 働きがいも経済成長も
    すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
    強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
  10. 人や国の不平等をなくそう
    国内および国家間の格差を是正する
  11. 住み続けられるまちづくりを
    都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
  12. つくる責任 つかう責任
    持続可能な消費と生産のパターンを確保する
  13. 気候変動に具体的な対策を
    気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
  14. 海の豊かさを守ろう
    海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
  15. 陸の豊かさも守ろう
    陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
  16. 平和と公正をすべての人に
    持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
  17. パートナーシップで目標を達成しよう
    持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

目標だけ見ると、自分には関係なさそうに見える項目もありますが、実は非常に身近かつ大切な項目が含まれています。

なぜ注目され始めたのか?

では、なぜ最近になってSDGsが注目され始めたのでしょうか。個人の見解ですが、私は2つあると思っています。1つはビジネス面からのメリット、そしてコロナウィルスの影響です。

ビジネス面のメリット

「SDGsに企業が取り組むべき理由とは?採択の背景と国内の動向 - Morebiz」にも書かれているように、SDGsに取り組むことで、企業価値の向上や新規市場開拓にも繋がる可能性は大いにあると思います。主事業にSDGsの考えを取り入れることで、事業の差別化、社会への貢献にも繋がるため、大きなメリットがあります。

コロナウィルスの影響

だれも想定していなかったコロナウィルスの影響は、これまでの「当たり前」を大きく覆しました。大多数の企業でのテレワークの実施、マスクの買い占め、外出自粛など「当たり前が当たり前じゃなくなる」状況に陥りました。ここで生まれた反応としては、「みんなで協力してコロナウィルスに勝とう」という反応です。この感情がSDGsの理念に共鳴したと考えています。

例えば、8の項目「働きがいも経済成長も」は企業のテレワークの実施や継続にも繋がっています。今回のテレワークの実施で継続を希望する社員については、柔軟に対応する企業も増えています。
また、12番「つくる責任 つかう責任」はマスクの買い占めに繋がります。買い占めを行うことで、必要な人に届かない状況が生まれてしまったことは、この「つかう責任」に繋がっています。

この状況で自分たちに何ができるのか?

このような「みんなで協力してコロナウィルスに勝とう」という反応がSDGsをより身近なものにし、多くの企業が取り組みを発表した背景だと考えています。企業側もSDGsを指針に取り組みを行うことで、社会に対しての貢献を行っているのではないでしょうか。

今だからこそ、取り組みを発信していく

今は、社会で生活する全ての人々が協力をしていく時期です。これまでは、「発表はあえてしなくても良いのでは?」という風潮がありましたが、発信することで、「私たちはこれを頑張ります。だから、一緒に頑張りましょう」というメッセージになります。そのため、企業側のSDGsの取り組みに対する発信が増え、結果的に注目度が上昇したと考えています。

当社では、CSR、SDGsの情報発信のお手伝いをさせていただいています。

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どのような情報を発信したら良いかわからない、どのように発信したら良いかなど、現在の状況をヒアリングさせていただき、最適な発信方法をご提案させていただきます。

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