Writter:Asai (20.09.14)

ISO26000の中で示されている7つの中核主題には、それぞれ複数の課題も示されています。
7つの中核主題とその課題
ISO26000で示されている複数の課題に対して、企業や組織によって関連性も変わってくるため、全て同じレベルで対応しなければいけないということではありません。それぞれの課題を知ることで、各々の行動の指針としていくことが大切です。
中核主題 | 課題 |
---|---|
組織統治 |
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人権 |
|
労働慣行 |
|
環境 |
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公正な事業慣行 |
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消費者課題 |
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コミュニティへの参画及びコミュニティの発展 |
|
取り組む課題を選択することが大切
上記の課題全てに取り組むことは、多くの企業・組織では難しいことです。上記の課題は取り組むべき課題を示しているもので、各々の関連性や重要性を考慮し、取り組みを判断すれば良いとされています。
ISO26000に取り組むことは、価値の向上にも繋がる
ISO26000に取り組むことは、企業価値の向上にも繋がります。例えば、職場の安全環境の向上やワークライフバランスを推進することは、社員の会社満足度にもつながり、労働慣行の「労働条件及び社会的保護や労働における安全衛生」の改善にもなります。同じように、環境に優しい素材や原材料を積極的に活用することで、環境の「汚染の予防」にも繋がります。
つまり、ISO26000に取り組んでいくことで、企業価値の向上につながり、ひいては多くの人・企業から選ばれる企業・組織になっていきます。
取り組みは積極的に発信していく
しかし、これらの取り組みは発表をしていかなければ、知られることはありません。ISO26000に取り組むことを発表していくことは、決して恥ずかしいことではありません。発信していくことで、多くの人・企業・組織が活動を知る機会が得られます。その結果、企業・組織の価値の向上が加速していくと考えています。
当社では、CSR、SDGsの情報発信のお手伝いをさせていただいています。
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どのような情報を発信したら良いかわからない、どのように発信したら良いかなど、現在の状況をヒアリングさせていただき、最適な発信方法をご提案させていただきます。
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