SDGsの目標2「飢餓をゼロに」

Writter:Asai (20.09.25)

SDGs(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)とは、持続可能な世界を実現するための、2030年までに達成する国際的な開発目標のことを指します。SDGsには17の目標と169のターゲットが設定されていますが、今回はその中の「飢餓をゼロに」にスポットを当ててみます。

ターゲット

この目標は2030年までに、飢餓とあらゆる栄養不良に終止符を打ち、持続可能な食料生産を達成することを目指しています。また、誰もが栄養のある食料を十分得られるようにするためには、環境と調和した持続可能な農業を推進し、生産者の所得を確保し、農業生産性を高めるための研究・投資を行う必要があります。

【引用元】SDGsの目標とターゲット:農林水産省

農林水産省のWebサイトでは上記のように紹介されています。つまり、飢餓を終わらせるためには、安定した食料を供給できる環境を整備していく必要性があると指摘されています。

2.1 2030年までに、飢餓を撲滅し、すべての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。
2.2 5歳未満の子どもの発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
2.3 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。
2.4 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。
2.5 2020年までに、国、地域及び国際レベルで適正に管理及び多様化された種子・植物バンクなども通じて、種子、栽培植物、飼育・家畜化された動物及びこれらの近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づき、遺伝資源及びこれに関連する伝統的な知識へのアクセス及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を促進する。
2.a 開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る。
2.b ドーハ開発ラウンドの決議に従い、すべての形態の農産物輸出補助金及び同等の効果を持つすべての輸出措置の並行的撤廃などを通じて、世界の農産物市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する。
2.c 食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食料市場及びデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする。

このようにSDGsでは、具体的に飢餓について定義されています。具体的に定義されていることで、私たちに何ができるのか?を考えるキッカケを与えてくれています。

具体的にどのような行動が取れるのか?

この課題を解決するためには、一人ひとりが行動をする必要があります。では、何ができるのか、何をするのかを考える必要があります。

わかりやすいのは、「寄付や募金」です。様々な団体が寄付や募金を募っているので、そこに寄付・募金するだけで課題解決に貢献していると思います。

主な取り組み例

  • 募金・寄付
    取り組みを行っている団体等への募金・寄付
  • 学校給食
    子どもたちに栄養価を考えた食事を提供
  • 食品ロス対策
    食品ロスを減らし、その分を食べ物が行き届く範囲を広める
  • 流通の改善
    農家と市場の流通を改善し、食品流通の向上を図る
  • 農業支援
    持続可能で多様な作物を栽培できるように支援する

飢餓への対策は、その前段階への対応も大事

上記で挙げたように、飢餓への対策は「現在、食に困っている人を支援する」という面だけではありません。飢餓になる原因にも目を向け行動をしていかなければなりません。「なぜ、飢餓が起きるのか・飢餓を未然に防ぐためには何が必要なのか」この点がポイントになると考えています。

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