SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」

Writter:Asai (21.03.23)

SDGs(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)とは、持続可能な世界を実現するための、2030年までに達成する国際的な開発目標のことを指します。SDGsには17の目標と169のターゲットが設定されていますが、今回はその中の「住み続けられるまちづくりを」にスポットを当ててみます。

ターゲット

この目標11には、「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都 市及び人間居住を実現する」というテーマのもと設定されています。ここに出てくる強靱(レジリエント)は目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」にも出てきた言葉です。つまりは、この目標11では、災害等の予期しない事態が起きても、すぐに元の状態に戻ることが求められているわけです。台風や地震の多い日本では、特に大切な目標の一つ、そして世界的にもモデルとなる国と言えるのかもしれません。

11.1 2030年までに、すべての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。
11.2 2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。
11.3 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。
11.4 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。
11.5 2030年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。
11.6 2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
11.7 2030年までに、女性、子ども、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。
11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。
11.b 2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
11.c 財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する。

このようにSDGsでは、具体的な課題について定義されています。具体的に定義されていることで、私たちに何ができるのか?を考えるキッカケを与えてくれています。

具体的にどのような行動が取れるのか?

このSDGsの中では、居住にスポットが当てられています。現在世界人口の半分以上は都市部で生活しており、2030年までには、その割合は6割まで膨れあがると予想されています。つまり、都市部のインフラがストップすることは、それだけ多くの人口にダメージを与えるというわけです。では、私たちに何ができるのかを考える必要があるのです。

主な取り組み例

  • 全ての人が生活しやすい街つくり
    バリアフリーの充実など
  • 移動手段の充実
    公共交通機関や自転車、徒歩、車椅子などあらゆる移動手段が快適に利用できるように
  • 環境問題への対応
    ヒートアイランド現象などの環境問題への対応
  • 災害時の対応
    ハザードマップや防災訓練などの災害への準備

なぜ目標11が必要なのか

SDGsジャーナルには下記のように記載されています。

沢山の人たちが健康で快適に住み続ける為に、自然災害にも、人が人に起こすリスクに対しても「強靭(レジリエント)」な都市が必要とされています。

【引用元】SDGs|目標11 住み続けられるまちづくりを

先にも記述したように、現在世界人口の半分が都市部にて生活をしており、その割合は今後も増えると予想されています。つまり、都市部がダメージを受けると、それだけ多くの命が危険に晒されるわけです。

また、自然災害のみならず、都市部には貧富の差や犯罪などの危険性も生まれてきます。これらにも対処を施していくことで、住み続けられるまちづくりが実現に向かっていくわけです。

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